[打錠機]粉を圧縮成形できるハンドプレスと簡易金型（ラボダイス）
公開日：
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最終更新日：2019/06/04
粉体をタブレットにする成形機、金型
ラボネクト株式会社で販売している打錠成形機「ミニラボプレス」と粉体成形用の簡易金型「ラボダイス」を使い、いろいろな粉末をタブレットに固めるテスト例のご紹介です。
セラミックや金属の粉末、食品粉末、野菜粉末などの材料を成形金型に入れ圧縮成形する機械です。
Contents
粉末成形の流れ
緑茶葉を粉末にしたものを例に粉末成形の流れを解説していきます、
まずは粉末成形金型に茶葉の粉末を入れます。
この金型は直径１５ｍｍで深さが２５ｍｍの金型です。
直径のサイズや深さ、丸型以外の角型も製作可能です。
ハンドプレス機に成形用金型を置いて上パンチをセットします。
減圧弁を閉め、手動でポンプを漕ぎます。
ポンプを漕ぐことでシリンダーが下がり荷重がかかります。
加重値はメーターで確認できます。
今回使用しているハンドプレス機は５０ｋＮ（５トン）の荷重をかけることが可能です。
荷重計の赤い文字（１０～５０）がｋＮとなります。
下記の画像では１０ｋＮまで加圧していますので１トンの荷重がかかっています。
荷重をかけた後、減圧弁を緩めるとシリンダーが上がります。
減圧後はスペーサーを外し、リムーバーを装着します。
再び減圧弁を閉め、手動でポンプを漕ぎます。
リムーバーを上から押すことで成形品を取り出します。
減圧弁を緩め、リムーバーを取り外します。
最後に上パンチを取ると、完成した成形品が残ります。
緑茶葉の粉の成形品が完成しました。
左 成形前の緑茶葉の粉 右 緑茶葉の粉、成形後
粉末成形の流れを動画でご覧頂けます。
野菜や食品の粉末成形例
緑茶葉以外の野菜や食品粉末も成形してタブレットにすることができます。
とうもろこしの粉末成形
昆布の粉末成形
あんこの粉末成形
かぼちゃの粉末成形
生姜の粉末成形
にんにくの粉末成形
人参の粉末成形
ほうれん草の粉末成形
小松菜の粉末成形
ゴーヤの粉末成形
きゅうりの粉末成形
れんこんの粉末成形
ごぼうの粉末成形
今回は食品や野菜の粉末成形例を中心にご紹介致しましたが、セラミックスや金属粉末の成形にも多くご使用頂いております。
粉末成形機、金型の詳細
粉末成形テストに使用したミニラボプレスやラボダイスの価格や詳細は下記をクリック
粉末成形機（ラボプレス）・粉末成形金型（ラボダイス）の価格、詳細
野菜や食品を粉末にする機械は以下の記事をご参照ください。
今回ご紹介した機械以外にもいろいろと取扱いがございます。
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