[粉骨器]散骨用などにご遺骨をパウダー加工することができる機械

ご遺骨を粉骨してパウダー状にされたいというお問合せは近年非常に多く当社に寄せられます。

散骨や手元供養など新しい納骨の形として今後も増えていくかと思います。

当社の機械もお寺、葬儀社、ペット霊園、石材店などに数多く納品させて頂いております。

実際にどういった機械でご遺骨を粉末化するのかをご紹介致します。

海洋散骨や手元供養にご遺骨の粉末化

近年では、お墓を持たないという方や、お墓を継ぐ人が居なくなり墓じまいする際に

ご遺骨を粉骨し、手元供養や散骨をご希望される方は年々増加傾向にあります。

粉骨されたご遺骨は、粉末化前の体積比で比較しますと粉末化後は、約1／3～1／4になるので、大きな骨壺は必要とせず、とてもコンパクトにまとめることが出来ます。

また、ご遺骨をパウダーにしてペンダントなどに納める手元供養という方法もあります。

散骨する為に必要な事は？

散骨とはご遺骨をパウダー状にし、海や山・故人のゆかりの地へまき自然へと還ってゆく供養です。

ご自宅での供養時では、ご遺骨をそのままで保管も可能ですが、

散骨する際に、ご遺骨をそのままの状態で海に還すことはできません。
　　　
自然保護や最低限の配慮として、必要となるのがご遺骨のパウダー化です。
　　　
細かなルールはありませんが散骨前の準備として2mm以下程度にはご遺骨を細かくするとされています。

散骨するにあたり、国や自治体への申請や許可は必要はありません。埋葬許可証や分骨証明書も必要ありません。

ご遺骨をパウダー状にする機械「ハイスピードミル」

卓上型の強力ミル　安全スイッチが標準装備

・家庭用の１００Ｖコンセントで使用が可能です。
・卓上型なので場所を取りません。
・持ち運びができる重さです。
・容器容は１５００ｃｃ、２０００ｃｃの２タイプとなります。

ご遺骨粉末化の流れ

ご遺骨の入った5寸サイズの骨壺です、一般的な骨壺の大きさは5～7寸サイズが主流です。

骨壺　5寸サイズ

骨壺のサイズは、

5寸　高さ １７．５ｃｍ 前後 × 径 １５．５ｃｍ 前後

6寸　高さ ２０．５ｃｍ 前後 × 直径 １８．０ｃｍ 前後

7寸　高さ ２５．５ｃｍ 前後 × 直径 ２２．０ｃｍ 前後

となっています。

 
骨壺の中には半分くらいのご遺骨が入っています、重量は269gです

ハイスピードミルの容器にご遺骨を入れる

ハイスピードミルの容器にご遺骨を入れます。

ご遺骨の中には鉄や金・銀などの金属、セラミック（体内に埋め込まれた金具や歯、棺桶のパーツ）などある場合ございますので、それらは事前に取り除く必要があります。

 
蓋を締め、粉骨をスタートします。

ご遺骨を1分間粉骨

１分の粉骨時間で細かいパウダー状になりました。

粉骨前と比較するとおよそ1/3～1/4程度のカサになっております。

粉骨後のご遺骨を取出します

粉骨したご遺骨を取り出します。

ハイスピードミルは容器を傾けて固定できる構造なので取り出しが容易です。

 
粉骨前のご遺骨

粉骨後のご遺骨

ハイスピードミル容器の比較

ご遺骨はカサがございますので容器容量の大きいＨＳ－１５，ＨＳ－２０がお勧めです。

左　HS－15容器（容量：１５００ｃｃ）　　　右　HS－20容器（容量：２０００ｃｃ）

 
HS－15容器に500gのご遺骨を投入

少し容器からはみ出ています。

 
HS－20容器に500gのご遺骨を投入

容器いっぱいに綺麗に収まっています。

粉骨の様子を動画でご確認頂けます

水分を含んでいるご遺骨は事前に乾燥

粉骨をお考えの際に既にお墓に収められていたものなどは結露等の影響で水分が多く含まれている場合もございます。

水分の含まれたご遺骨はパウダー状には出来ませんので乾燥機で水分を飛ばす必要がございます。

食品用の乾燥機ですが、ご遺骨の乾燥にもご使用頂けます。

Ｅ－３Ｈでご遺骨の乾燥

乾燥前のご遺骨です、水分が残った状態です。

 
業務用乾燥機Ｅ－３Ｈ

 
トレイに乗せ、60度で乾燥させていきます。

乾燥10時間後

乾燥前663gあったご遺骨が水分が無くなったことで353gになりました。

完全に乾いた状態となっております。

細かいパウダーにするためにはご遺骨の乾燥は必要です。

散骨用にハイスピードミルをご使用されているお客様がテレビ番組で紹介されました

テレビ番組の詳細は動画でご覧頂けます

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