[メロンとスイカ]食品乾燥機でドライフルーツ作り!
公開日:
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最終更新日:2016/09/21
ドライフルーツ 乾燥例, 家庭用食品乾燥機ドラミニ テスト例
ラボネクト株式会社では野菜、果物などを干し野菜やドライフルーツにすることができる食品乾燥機の販売を行っております。
他にも乾燥食品を粉末にすることが出来る粉砕機や、粉末を成型加工するハンドプレス機等なども取り揃えております。
当社は大阪府堺市にございましてテストルームもございますのでお越し頂ければ乾燥~粉砕テストや製品をご覧頂くことも可能です。
さて今回は、家庭用食品乾燥機「ドラミニ」を使ったドライフルーツ作りをご紹介いたします。
使用する食材は今最も旬であるメロンとスイカです、2つとも甘く、水分の多い果物として有名ですね。
ドライフルーツとしてはあまり見かけないかと思われますが、一体どのようなドライフルーツになるのかどうぞご確認ください。
Contents
メロンとスイカを乾燥させる食品乾燥機ドラミニ
家庭用食品乾燥機でトップクラスの性能!
食品乾燥機ドラミニは温度設定可能でタイマー付です
温度の調節が35~70℃で1℃単位で行えます。
ローフード作りなどで高温で乾燥したくない際は40℃前後の乾燥、素早く乾燥させたい際は60℃前後など使い分けが可能です。
タイマー付で1~99時間で調節が可能です。乾燥後に粉末にする場合は乾燥時間は1日程度は必要となります。
6段トレーで家庭用ながら多くの量を1度に乾燥可能
家庭用食品乾燥機の多くはトレーが丸く浅いため食材を並べづらく1度に干せる量も少ないという欠点があります。
食品乾燥機ドラミニは長方形トレーで隙間なく並べやすいですし、トレーの深さも2.5cm、トレー枚数6枚と小さな業務用食品乾燥機程度の乾燥量がございます。
機械寸法は幅435mm 奥行310mm 高さ310mm 重量約5kgとなっておりまして家庭用オーブンの1回り大きい程度なのでキッチンにも置けるサイズです。
家庭用食品乾燥機 ドラミニの価格
¥26,800
食品乾燥機ドラミニの使用方法
使用方法はとっても簡単、乾燥させたい素材を乾燥機トレイにのせ、電源スイッチを入れてタイマー・乾燥温度を設定するだけで後は待つだけです。(写真はタイマー6時間・設定温度45℃になっています。)
食品乾燥機でメロンの乾燥
今回乾燥させるメロンは青肉種と赤肉種2種類のメロンを使用しました。
上 青肉メロン 下 赤肉メロン
一言メモ
青肉種・赤肉種のメロンは字の通り実の色のからきています、甘味が際立つ青肉種で有名なのはアンデスメロン・アールスメロン、程よい甘さで果肉感のある赤肉種はルピアメロン やサンデーレッドがこれにあたります。
乾燥の前にメロンの準備
トレイに並べやすくする為メロンをカットしていきます、またカットすることによって乾燥を早めることが出来ます。
メロンを4等分にカットします。
種はスプーンで取り除きます。
皮と実を切り離します。
約1~2cmの間隔で身をカットします。
全てカットし青肉のメロンの準備は終了です。
赤肉メロンは途中まで準備の過程は同じですが、皮から身を切り離した状態で細かくスライスさせずそのまま乾燥させます。
カットしないことによって乾燥時間等違いがあるのか調べます。
青肉メロンのドライフルーツ作り
食品乾燥機のトレイにのせ設定温度60℃、6時間毎の重量の変化を確認していきます。
乾燥前重量は238gです。
乾燥6時間後
乾燥前重量238g → 6時間後48g
6時間の乾燥で乾燥前の重量の半分以上の水分が失われたことになります、実はしっとり柔らかくなりました。
乾燥12時間後
乾燥前重量238g → 6時間後48g → 12時間後33g
手触りがしっとりからベタベタと手に付くようになりました。
乾燥18時間後
乾燥前重量238g → 6時間後48g → 12時間後33g → 18時間後30g
グニッとした粘りある硬さになりました、小さく切られたものは曲げると折れてしまいます。
ここで青肉メロンの重量の減少は30gで止まりました。
動画でもメロン乾燥の流れが確認できます、ご覧ください。
赤肉メロンのドライフルーツ作り
食品乾燥機のトレイにのせこちらも設定温度60℃、6時間毎の重量の変化を確認していきます。
乾燥前重量は331gです。
乾燥6時間後
乾燥前重量331g → 6時間後127g
赤肉メロンも6時間で半分以上の水分が失われています、乾燥前よりも柔らかくまだまだ水分が残っています。
乾燥12時間後
乾燥前重量331g → 6時間後127g → 12時間後55g
食品乾燥機のトレイに引っ付く程ベタッとした手触りになりました。
乾燥18時間後
乾燥前重量331g → 6時間後127g → 12時間後55g → 18時間後44g
多少のべたつきはありますが表面はザラザラとして乾いています、手で曲げると粘りある硬さです。
赤肉メロン乾燥の動画も確認できます、ご覧ください。
食品乾燥機でスイカの乾燥
約800gのスイカを用意しました、こちらもこのままではトレイに乗せられないので下準備を行います。
乾燥前にスイカの準備
乾燥後に種を取るのはスイカの実が硬くなり取りづらいので乾燥前に取り除きます。
約2㎝幅にカットしました。
カット後のスイカです、皮も必要ありませんがこのまま乾燥させます。
スイカのドライフルーツ作り
1トレイでスイカ約800gでの乾燥が一度に出来ます。
メロンと同じく食品乾燥機のトレイにのせ設定温度60℃、6時間毎の重量の変化を確認していきます。
乾燥前重量は773gです。
乾燥6時間後
乾燥前重量773g → 6時間後287g
皮・実ともに乾燥で収縮が見られます、皮は乾燥で硬く、実はまだ柔らかく水分が有ります。
乾燥12時間後
乾燥前重量773g → 6時間後287g → 12時間後91g
手で触って水分を感じる物もありますがほぼ乾いています、多少ベタっとしています。
乾燥18時間後
乾燥前重量773g → 6時間後287g → 12時間後91g → 18時間後55g
スイカの実が乾燥でどんどん平べったくなっています、もう水分は感じません。
皮の部分は硬く力を入れると割れてしまいます。
乾燥24時間後
乾燥前773g→6時間287g→12時間91g→18時間55g→24時間51g
硬くなってきましたが指で曲げる事が可能です、柔らかいキャラメルと言った具合です。
べたついた手触りは無くなりました。
スイカは24時間の乾燥で重量の減少が無くなりました。
スイカのドライフルーツ作りの流れが動画で確認できます、ご覧ください。
メロン・スイカのドライフルーツ作りのまとめ
メロンはカット方法の違いがありましたがあまり乾燥時間に変わりは無く、2種類ともに18時間で乾燥が終了しました。
スイカは24時間とメロンよりも長く乾燥時間が必要です。
実際にドライメロン、スイカを食べた感想ですが、
メロン・スイカ共に自然の物と思えない位とても甘いです。
本来のさわやかさは無くなりますが、噛めば噛むほど味が染み出してきます、特にスイカは濃厚になっています。
メロンは多少青臭さ・瓜臭さが残っていると思いました。
新鮮なメロン・スイカのさわやかな甘味も美味しいですが、乾燥させる事でまた違った風味・食感が楽しめます。
ラボネクト株式会社の製品情報
ラボネクト株式会社では食品乾燥機ドラミニ以外にも業務用食品乾燥機や粉砕機(製粉機)などの製品も取り扱っております。
食品乾燥機や粉砕機などの取扱い製品一覧、価格はこちらをクリック
購入前に粉砕機・乾燥機のテスト可能です。
当社にはテストルームがございますので、ご購入前に問題なく使用できるかなどご確認頂けます。
素材を当社にお送り頂いても問題ありませんし、お越し頂いての立会テストも可能です。
テストのご依頼などお考えの際はまずはお電話にてご予約ください。
メールでのお問合せは下記のお問合せフォームからお願い致します。
カタログ資料・価格表はメール添付にて送信可能なので、すぐにご覧頂けます。
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