[ローフード」ディハイドレーターでチアシードクラッカーの作り方
公開日:
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最終更新日:2016/09/21
[レシピ]干し野菜、乾燥食品, 家庭用食品乾燥機ドラミニ テスト例
ディハイドレーター(食品乾燥機)を使った簡単レシピ
今回は[ローフード]チアシードクラッカーの作り方をご紹介致します。
Contents
ローフードとは?
ローフードとは英語で、RAW(生の)FOOD(食べ物)と書きます。
海草や生の野菜、果物、又それらを48度以下で調理したものを摂る食事法です。
生で食べることで、植物の酵素や栄養素を効果的に摂ることが出来、美容・健康・ダイエットにも効果が出ると言われています。
何故、生あるいは48度以下で調理するのが良いのか?
人間の体内では、食べた物を吸収して栄養を体中に運んだり毒素の排出、免疫力アップさせたりなど、正常な体を保つための働きが行われていますが、その源となる栄養素としてたんぱく質の1つである酵素が使われています。
しかし、酵素は熱にとても弱い性質を持っているため、加熱処理された食物を摂取すると食材に含まれる本来の成分が損なわれてしまうのです。
ローフードの代表的な食材
- フルーツ
- 野菜
- ナッツ
- 種子
- スプラウト(発芽した野菜の事。穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽)
- 海藻
- 発酵食品
酵素を摂る事でどんなメリットがあるのか?
人間には消化酵素と代謝酵素があり、消化酵素は、食べたものを消化する働きをしてくれます。
もうひとつの酵素、代謝酵素は呼吸、血液を動かす為、毒素の排泄、栄養のとりこみ、ホルモンの分泌などその全ての働きを担っています。
欧米食化が進む現在の食生活(肉類、加工食品、乳製品、お菓子等)では、消化酵素をたくさん使う為、代謝酵素に使う分が少なくなってしまいます。
その食生活を続けると体の代謝が落ち、体のだるさ、風邪をひきやすい、肩こり、頭痛、等引き起こす恐れがあります。
一方、生の野菜・果物は生きた食物酵素があり自己消化する働きがあるので、体内の消化酵素はあまり必要としません。
それにより、体内では代謝酵素が十分に働き、代謝が盛んになります。
毒素排泄が盛んになることで、体調改善、ダイエット、美肌、健康に期待できます。
このような理由で野菜、果物を生で食べる ローフードは効果があるのです。
ディハイドレーターでチアシードクラッカー作りの流れ
用意するもの
- チアシード 60g
- スライスした玉ねぎ 3玉分
- オリーブオイル 大さじ 3
- 生醤油 大さじ5
- 水 約500㏄
- ガーリックパウダー小さじ1/4(お好みで)
まず事前に、チアシード60gをボウル等に入れ、水約500gを注ぎ12時間程放置します。
チアシードに水をいれ30分経つと、ジェル状になり量が増えます。
大きめのボウルにスライスした玉ねぎ、調味料を入れ、玉ねぎが柔らかくなったらチアシードを均一になるまで混ぜ込みます。
よく混ぜたチアシードと玉ねぎ。
ディハイドレーター(食品乾燥機)で乾燥させます
ディハイドレーターのトレイの上にクッキングシート敷き、チアシードと玉ねぎの生地を薄く2〜3ミリの厚さに広げます。
この時、均一に広げないとカットする時上手くいかない場合があります、また先にお好みの大きさにへらなどで線を引いておくとカットしやすいと思います。
トレイ2枚分の生地を作りました、それではディハイドレーターの設定温度45℃で乾燥していきます。
12時間乾燥後
生地はまとまりましたがまだ柔らかいです、まだ乾燥が必要です。
24時間乾燥後
24時間の乾燥で硬く、生地もパリパリしています、この状態で乾燥は終了です。
大体18時間から24時間で仕上がると思います。
お好みの大きさにカットします。
お皿に盛り付ければ完成です。
ディハイドレーターだけで作ったと思えない位、歯ごたえのあるクラッカーです。
チアシードのプチプチとした食感を楽しんでいると、後を追うように玉ねぎの風味と甘さが広がります。
そのままでも美味しいですが、マヨネーズにディップして食べるのもオススメします。
ディハイドレーターで作る[ローフード]チアシードクラッカーをぜひお試し頂ければと思います。
チアシードとは?
チアシードとは、主にメキシコなど中南米で栽培されている果実の種、シソ科サルビア属ミントの一種です。
マヤ民族やアステカ民族の時代から主要な栄養源のひとつとして栽培され、他の穀物を混ぜたり水を加えて食されていました。
Chia(チア)はマヤの言葉で、強さである力(ちから)を意味し、Seed(シード)は種なので、チアシード=強さの種という意味になります。
チアシードの栄養
チアシードがスーパーフードといわれるのはその栄養価の高さにあります。
大さじ1杯あたりに含まれる栄養。
たんぱく質:2g
カルシウム:76mg
亜鉛:0.55g
マグネシウム:40mg
鉄分:0.93mg
オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸):2.14g
食物繊維:4.1g
「人の生命維持にはチアシードと水があれば足りる」といわれる程、栄養価に富んだ超スーパーフードなのです。
チアシードの食べ方・注意
チアシードの見た目は直径約2ミリ程の黒ごまのようです。
味も匂いも無く、食感はプチプチしていてキウイの種に似ています。
ごまのようにそのままでも食べる事は出来そうですが、チアシードを生のまま食べるのは発芽毒があるため危険と言われています。
玄米やあらゆる種子にある発芽毒、これは種子が土の上に落ちても腐ることなく、やがて発芽に適した季節になると芽を出すことが出来るように、栄養を貯蔵するメカニズムが働いています。
その因子が「アブシジン酸」や「フィチン酸」です。
これらを摂取すると、私達の体内のミトコンドリアが悪影響を受け、エネルギーが十分に作れなくなり、疲れやすくなってきます。
低体温、体内酵素の働きが鈍くなるなど、免疫力も低下にも繋がります。
発芽毒の取り除き方
チアシードは水に浸ける事で、栄養を貯蔵する事から発芽へとスイッチが入り、発芽毒の要因であるアブシジン酸」や「フィチン酸」を無毒なファゼイン酸(PA)とジヒドロファゼイン酸(DPA)に変化させます。
無毒化には12時間は水に浸す事が良いそうです。
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ローフード作りに使用したディハイドレーター
- 6枚トレー付なので家庭用ながら多くの量を1度に乾燥可能
- 温度調節が35~70℃で設定可能
- 1~99時間のタイマー付なので消し忘れの心配もありません
- 作動音が換気扇程度なので気になりません
価格:¥26,800
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