[みかんと桃をドライフルーツに!]ドライフルーツを作る乾燥機械
公開日:
:
最終更新日:2019/01/30
ドライフルーツ 乾燥例, 家庭用食品乾燥機ドラミニ テスト例
家庭用食品乾燥機「ドラミニ」を使ったドライフルーツの作り方
缶詰のみかんと白桃をドライフルーツにする工程をご紹介致します。
ドライフルーツにすることでパンやお菓子作りなどにも使え、お料理の幅が広がります。
またフルーツ缶詰は比較的安く販売されているのも魅力です。
では、缶詰の果物も生の果物のようにドライフルーツになるのかテストを行っていきます。
Contents
ドライフルーツを作ることができる機械「ドラミニ」
ドライフードやドライフルーツが手軽に作れます
99時間タイマー付
1時間毎に99時間までセットできるタイマー付です。
フルドライからセミドライまでタイマーセットで調節できるので便利です。
35~70℃の温度調節が可能
ローフード作りなどで高温で乾燥したくない際は40℃前後の乾燥、素早く乾燥させたい際は60℃前後など使い分けが可能です。
四角のトレーが6段付いてます
一般的な家庭用食品乾燥機はトレーが丸く並べづらいなどのデメリットがありますがドラミニは長方形トレーで食材を並べやすく6段トレーなので1度に多くの量を乾燥させることが可能となります。
電気代が安い
省エネ設計のため1時間の電気代も3~4円と気にならない程度です。
静音仕様
作動音が静かで換気扇を回している程度です。
夜のご使用も問題ありません。
干し野菜やフルーツをはじめ、お肉や海産物の乾燥も可能
いろいろな食材の乾燥を行えます。干し野菜やドライフード、フルーツはもちろんビーフジャーキーやスルメやヨーグルト作りも行えます。
家庭用食品乾燥機 ドラミニの価格
¥26,800
食品乾燥機ドラミニを使用したお客様の声一覧
缶詰(みかん)をドライフルーツにする工程
みかん、白桃の缶詰を開け、食品乾燥機のトレイに並べます。
缶詰のシロップは使用しません。
みかん 乾燥前重量 444g
食品乾燥機の温度を60℃に設定し、6時間毎に重量の変化を確認していきます。
みかん 6時間乾燥後
みかん 乾燥前重量 444g → 6時間後 194g
重量は半分以下になっておりますが、まだまだ水分を含んでいます、特に見た目変わりありません。
みかん 12時間乾燥後
みかん 乾燥前重量 444g → 6時間後 194g → 12時間乾燥後 117g
12時間の乾燥でかなり水分は減ってきたように感じます。
糖分の影響で手触りがベタベタとしてきました、食品乾燥機のトレイにも張り付いています。
みかん 18時間乾燥後
みかん 乾燥前重量 444g
6時間後 194g → 12時間乾燥後 117g → 18時間乾燥後 76g
乾燥が進み瑞々しさは無くなりました、12時間の時よりべたっとしていません。
みかん 24時間乾燥後
みかん 乾燥前重量 444g
6時間 194g → 12時間 117g → 18時間 76g → 24時間 67g
ソフトキャンディの様な触り心地です、多少ベタベタしています。
24時間以上乾燥を行っても重量は67gのままでした、缶詰のみかんは24時間程度の乾燥で完全ドライとなります。
缶詰(白桃)をドライフルーツにする工程
白桃 乾燥前重量 451g
白桃も食品乾燥機の温度を60℃に設定し、6時間毎に重量の変化を確認していきます。
白桃 6時間乾燥後
白桃 乾燥前重量 451g → 6時間後 212g
乾燥前に比べて水分が減りつやっとした見た目では無くなりました、しかしまだ水分は手で触っても感じる位残っています。
白桃 12時間乾燥後
白桃 乾燥前重量 451g → 6時間後 212g → 12時間乾燥後 135g
白桃もベタベタしてきました、白桃はみかんと違い、実がしっかりしているのでトレイに張り付いてもすぐ取れました。
白桃 18時間乾燥後
白桃 乾燥前重量 451g
6時間後 212g → 12時間乾燥後 135g → 18時間乾燥後 109g
指で押すとゴムの様な弾力です、実も収縮しています。
白桃 24時間乾燥後
白桃 乾燥前重量 451g
6時間後 212g → 12時間後 135g → 18時間後 109g → 24時間後 100g
特に見た目変わりありませんが、時間が経つにつれ硬くなっています。
白桃 30時間乾燥後
白桃 乾燥前重量 451g
6時間後 212g → 12時間後 135g → 18時間後 109g → 24時間後 100g → 30時間後 89g
30時間以上の乾燥で白桃の重量は変化ありませんでした、白桃の乾燥は30時間で終了です。
缶詰フルーツで作ったドライフルーツのまとめ
普通に販売されている果物と缶詰の果物では仕上がり具合が違うと感じました。
普通の果物は完全に乾燥させると硬くなりやすいのですが、缶詰のフルーツは完全ドライでも少し柔らかくベタつきも感じます。
缶詰の果物はシロップにずっと浸かっているのでその影響かと思います。
乾燥前にシロップを完全に水で落とすとまた違った結果になるかなと思います。
今回のみかん、白桃は24~30時間でフルドライ状態となりました。
フルドライ状態で食べた感想はグミのような食感で凝縮された甘味でした。
12時間~18時間のセミドライ状態では少し柔らかく、果物の酸っぱさも感じられてまた違った味の印象です。
みかんの場合は市販されているものは薄皮があるので、そのまま乾燥させると薄皮が残りあまりおいしく食べられないのですが
缶詰みかんは薄皮がないため、そういった点は気にならないのが良いかと思います。
缶詰のフルーツでも問題なくドライフルーツ作りは行えますのでぜひお試し頂ければと思います。
こちらの記事もおすすめです。
[レシピ]果物を乾燥させたお菓子?保存食?フルーツレザーの作り方
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